祖父に教えてもらった焼き鮎で作る「鮎の甘露煮」の作り方を紹介します。
四万十川沿いでは焼き鮎で作る甘露煮が一般的で、お正月料理にもよく並んでいました。
焼き鮎とは夏に捕った鮎をじっくりと焼き上げて乾燥させた昔ながらの鮎の保存食で、焼き上げるまで10時間以上かかります。
焼き鮎で作る甘露煮はとてもやわらかく骨まで食べることができます。
昔ながらの製法で作った焼き鮎をこちらで紹介しています。
焼き鮎で作る鮎の甘露煮
焼き鮎で鮎の甘露煮を作ってみましょう。
動画で「焼き鮎を使った鮎の甘露煮の作り方」をまとめてみたのでご覧ください。(2分45秒)
材料
焼き鮎 | 5~10尾 |
鮎の出し汁 | 200㏄ |
砂糖 | 大さじ4 |
醤油 | 70㏄ |
酒 | 70㏄ |
みりん | 70㏄ |
梅干し | 1個 |
生姜 | 少々 |
お好みで蜂蜜 | 大さじ1 |
焼き鮎をBASEショップで販売しています。
準備物
- 焼き鮎の出し汁用の鍋
- 甘露煮用のフライパン(または鍋)
作り方
1、焼き鮎を一度水で煮て出汁を取る
2、焼き鮎を煮汁(出汁)から出し、フライパンに並べる
3、出し汁・調味料等を入れて煮詰める
分量の出し汁(にひたひたになるくらい)と調味料などを入れて煮詰めていきます。
落し蓋をするとなお良いです。
お好みですが、仕上げに蜂蜜を入れると照り照り感が増します。
4、煮詰まったら完成
煮詰める時に焦がさないよう気をつけてくださいね。
照り照り感が出てきたら完成です!
焼き鮎で作った甘露煮は、骨ごと食べられるくらいやわらかくできます。
甘露煮を使った料理
鮎の甘露煮はお正月によく並ぶ一品です。
鮎の甘露煮を温かいそばに乗せると「鮎そば」になります。
市販のそばつゆを利用すると手軽で簡単にできます。
関連:鮎そばの作り方