焼き鮎で作る鮎飯(あゆめし)を紹介します。
焼き鮎とは鮎を弱火でじっくり焼いて乾燥させた昔ながらの保存食で、鮎飯は鮎の炊き込みご飯です。
鮎の身がたっぷり入りご飯に鮎の香りが染みた鮎飯は、四万十川沿いの家庭で振る舞われる郷土料理です。
焼き鮎を使うことで鮎の出汁がよく効いて骨ごと食べることができますので、 お年寄りや川魚の苦手な子どにも喜ばれます。
鮎飯は炊飯器でできるのでご家庭でもぜひ挑戦してみてくださいね。
焼き鮎で作る鮎飯の作り方をこちらの動画で紹介しています。
材料
お米 | 2合 |
焼き鮎 | 1尾 |
焼き鮎で取った出汁 | 適量 |
醤油 | さじ2杯 |
酒 | さじ2杯 |
みりん | さじ1杯 |
生姜 | 少し |
ネギ | 少し |
前日の下準備
前日、出汁を取る下準備をします。
焼き鮎を水に漬け、一度沸騰させます。
一晩、置いて鮎の出汁ができあがります。
作り方
1、白米を洗います
お米2合を洗います。
2、焼き鮎を出し汁から出して、頭やヒレ、尻尾をとります
鮎の頭やヒレ、尻尾など食べることはできますが、どうしても口に残りがちなので取り除きます。
3、洗ったお米にだし汁を入れます
炊飯器に出汁じるを入れます。
あとで調味料を足すので、2合のメモリの少し下まで入れます。
4、調味料などを入れて混ぜる
醤油、酒、みりんの調味料と生姜を入れよく混ぜます。
5、焼き鮎を入れて炊きます
焼き鮎を乗せます。
スイッチを入れてご飯を炊きます。
6、身をほぐしながら混ぜる
炊きあがったら、鮎の身をほぐしながらご飯と混ぜます。
仕上げに、細切れしたネギをのせて完成です。
鮎の香りがご飯に染みた鮎飯を一度食べてみてくださいね。
昔ながらの製法で作った焼き鮎をBASEショップで販売しています。