うなぎの旨味エキスがたっぷり入った、とろ~り美味しいうなぎのタレの作り方を紹介します。
ポイントは2つ
- うなぎの頭や尻尾もしくは骨を入れる
- 焦がさないように弱火で煮詰める
料理のポイント
うなぎの旨味をタレに染みこませるために、うなぎの頭や尻尾の部分もしくはうなぎの骨を調味料といっしょに煮込みます。
うなぎの骨とは、うなぎを捌いたあとに残る細長い背骨部分です。
骨はそのまま調味料に入れると生臭くなりますので、水分(髄液)が飛ぶまで炭火でじっくりと焼き上げます。
炭火が使えない場合はオーブントースターでじっくり焼くとよいですよ。
うなぎの骨を焼いていれると香ばしさが増し、出汁(だし)が出てより美味しくなります。
煮詰めるときに火加減が強いと焦げてしまいます。
気をつけてくださいね。
材料
材料はこちら下の表にある分を準備してください。
うなぎの頭や尻尾、骨が手に入らなくても蒲焼のうなぎをタレにひたすことで旨味が出るので、調味料の分量は同じでよいです。
【蒲焼き約5人分のタレ】1人あたり約100㏄
うなぎの頭や尻尾部分、または焼いたうなぎの骨 | 1尾~5尾分 |
しょうゆ | 210cc |
みりん | 180cc |
酒 | 60cc |
砂糖 | 140g |
はちみつ | スプーン大4 |
塩 | 少々 |
※しょうゆや砂糖の量は、お好みで調整できます。
作りかた
1.材料を煮る
小さめのフライパンまたは小鍋に塩以外の材料を入れ、中火で煮詰めます。
うなぎの頭、尻尾部分または焼いたうなぎの骨もいっしょに入れて煮詰めます。
ふつふつと煮だったら弱火にし木べらでかき混ぜながら煮詰めてください。
焦がさないよう気をつけてくださいね。
骨はあとで取り除きます。
蜂蜜を入れるとさっぱりとした甘さになります。
2.隠し味に塩
最後に塩をひとつまみ入れます。
塩を少し入れることで甘味がひきしまります。
とろりとしたら火から下ろして完成です。
うなぎのタレは魚料理や肉料理にも使えますので、作り置きにもおすすめです。
ぜひ自家製のタレを作ってみてください。