四万十川のお好きなかたにはぜひ行ってもらいたい、源流点と上流域のおすすめのスポットを紹介します。
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源流点
四万十川の源流点は津野町不入山(いらずやま)という標高1336mの山の8合目あたりにあります。
津野町は高知県の中西部、愛媛県との境にある山の小さな町で、四万十川源流点をはじめ、天狗高原、四国カルスト、津野山神楽など伝統ある郷土文化が残るとてもいい町です。
源流点のある不入山(いらずやま) に登るためには、初心者コースの南側登山口の源流点入口へと向かいます。(注意:別のコースで北側登山口もありますが非常に険しく、こちらは中級・上級者コースです。)
アクセス
源流点入り口は公共交通では行けないため車で行くことをおすすめします。
住所 | 高知県高岡郡津野町船戸 |
車でのアクセス | 高知ICから車で須崎ICまで約35分、 須崎西ICから車で約40分、その後源流の碑から徒歩で約25分 |
ガイド | てっぺん四万十風の会 |
問合せ | 津野町産業課(0889-55-2021) |
源流点入口付近には駐車場はありません。道路わきの広いスペースに2,3台ほどとめられる箇所があります。
登山道は整備されているので登山初心者でもじゅうぶん登れます。しかし季節や天候によっては悪路となります。
真冬や春先は雪が残り、雨が続くと滑りやすくなります。夏は蛇や百足(むかで)蜂などもいます。
安全面に配慮して服装、靴、帽子、手袋など万全の態勢で登ってください。
登山にベストの時期は4、5月ですね。
源流点登山口からは歩いて20分~30分ほどで源流点に到着します。
清らかな水と、神々しいほど豊かな自然の中にある四万十川の源流点をぜひ訪ねてみてください。
源流点近くのおすすめスポット
スィーツで有名な津野町 「満天の星」
四万十川源流点近くには、津野町のお茶をスィーツにしたものや特産品を加工販売している「満天の星」本社があります。
源流点へ行く前、登山後にぜひ寄ってお土産を買ってみてください。
おすすめは、ほうじ茶大福です!
ランチビュッフェ・宿泊ができる「せいらんの里」
「せいらんの里」は2021年7月に、満点の星工場横にリニューアル移転した宿泊施設です。
田舎こんにゃく作り体験、自分で焙じるお茶活体験など、せいらんの里ならではの田舎体験が楽しめます。
宿泊施設でのんびりと、鮮やかな緑色の津野山ビール(四万十源流茶かぶせ茶パウダー入りのビール)を飲むと最高です。
※せいらんの里正面玄関とお部屋の様子
津野町・早瀬の一本橋(流れ橋)
津野町には石積みの上に板をかけただけのとてもシンプルな橋があります。それが早瀬の一本橋(流れ橋) です。
沈下橋の原型ともいわれ、大水の時には水の流れにさからわず流されるため「流れ橋」とも呼ばれています。板は流されても、両岸の大木にワイヤーで繋がれているので流失することはありません。昔の人の知恵ですね。
一斗俵沈下橋
源流点のある津野町からは車で約1時間、四万十町一俵表にある沈下橋が一斗表沈下橋です。
四万十川に現存する沈下橋の中でもっとも古く、国の有形登録文化財として登録されています。
夏は子どもたちの川遊びに場所で、橋の上から元気に飛び込む姿がみられます。
日帰り温泉可能のホテル松葉川温泉
一斗表沈下橋 から上流へと7㎞、13分ほど車で行くと日帰り温泉が可能なホテル松葉川温泉があります。
のんびりと湯舟に浸かりながら四万十川の自然と清らかな渓流を眺めることができます。
ホテル松葉川温泉(楽天トラベル)温泉料金(町外) | 大人700円 子ども350円 未就学児無料 |
温泉料金(町内) | 大人500円 子ども250円 未就学児無料 |
日帰り温泉入湯時間 | 10:30〜20:00(受付時間19:30まで) |
休館日 | 有り ※HP等で要確認 松葉川温泉お知らせ |
源流点と上流域を満喫したら四万十川中流域へと行ってみましょう。